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2010年2月 ■揺らぐ国家の信用力
ドバイ・ショックを機に、世界各国の信用力が揺らいでいます。市場では国家のデフォルトリスクともいえる「ソブリン・リスク」が今年の大きなテーマになってきました。企業や国家の信用力を映す「CDS市場」では、民間企業の信用力が国家の信用力を上回るケースも出始めています。
日本の財政の厳しさも世界有数です。市場の信用を失えば金利上昇に直結し、国債を大量に保有する銀行経営を圧迫するほか、企業の資金調達コストや住宅ローン金利の上昇など、影響は幅広く及びます。
国家の信用力を点検するとともに、信用を維持するための方策を探ります。
■企業収益、本格回復へのハードル
日本企業の4〜12月期の収益は、急激な円高が修正され、世界経済の失速懸念も後退、中国など新興国の需要拡大が続いた結果、上向きの基調を確認することになりそうです。ただ、内需はデフレの影響で盛り上がりに欠け、新興国を舞台にした世界競争は、薄利多売で採算管理が難しいという問題も表面化しています。
企業の決算データを分析しながら、日本企業の収益が本格回復するための条件を探ります。
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